ホタル(仮)

雨の雫がはじけて飛び出す
春の小川もサラリと飛び出す
君を追いかけて 来てみたんだ
ズタボロな心持って

明日を願って 僕らは ただ出会って 触って
あぁ幻だって 分かっていた だけど黙って 見つめていた

足の痛みが深くて泣き出す
秋の夜長にホタルが鳴き出す

君を諦めて ささやいてんだ
ズタボロな心捨て

確かに違った 僕らが 寄り添い合って 触って
あぁ嘘つきだって 分かっていた だから光って消えていった
明日にはきっと 僕だって 変わるんだって 君のように